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2014年10月17日

SL国産ヒストリックカー

1960年~1970年。
それは1964年の東京オリンピック後、高速道路の拡張や鋪装道路の増加等の道路整備や一般大衆にも購入可能な価格の大衆車の出現、またオイルショック後の自動車燃料となる石油低価格化などによって自動車が利用しやすい環境になったことで、日本のモータリゼーションが急速に進んでいったと言われた時代。

そんな時代を彩った日本の名車を、時折りインワールドでも見受けることがあります。

今日は、そんな日本人SLユーザーによる国産ヒストリックカーを覗いてみましょう^^b







1967年、ブルーバードの歴代シリーズの3代目として登場した『ブルーバード P510型』です。

この時代の車からは、SL造形の歴史も垣間見ることが出来ますね^^
最近主流のMESH造形とは異なり、限られた制約の中でいかに具現化するか。
制作者さんの知恵と工夫と試行錯誤の賜物と言えるでしょう。

因みに、奥に写っているのは2代目『スカイライン KPGC110型 GT-R』ですね^^



そしてこちらは1969年登場、先代GT-Bから「羊の皮を被った狼」のキャッチフレーズを引き継いだ『スカイライン KPGC10型 GT-R』です。

やはり時代を感じさせる造形ですが、当時は制約を逆手に取った見事な造形と話題になった車です。


そんな『KPGC10型』も時代を経て、MESH造形ともなれば、下のSSのようになる訳です^^


MESH導入は賛否両論でしたが、これが新時代のSL造形と言うのでしょうね。
ただ、夢と希望の質は旧時代の造形に分があるように思うのですが・・・w



1970年、歴代ホンダ車の正式名称では唯一車名が先となるネーミングと気を衒ったデザインで人気だった『バモス ホンダ』です。

コチラの車は、現在も「Manji Automotive Factory」さんで購入可能です^^



1967年、世界初の実用・量産ロータリーエンジンを搭載した車として登場した『マツダ コスモスポーツ』です。

スカルプテッド造形の見事な逸品で、今でも見劣りしない素晴らしい車ですが既に絶版車となって幾年か・・・^^;

レース仕様車も粋ですね^^b




1969年、「4バルブ・3キャブレター・2カムシャフト」の意を車名に示す『フェアレディ Z432』です。

こちらもスカルプテッド造形の見事な逸品ですが、やはりこちらも既に絶版車となってひさしい車です。




1970年、「未来の国からやってきたセリカ」のキャッチフレーズでしたが通称は「ダルマ」と呼ばれていた『セリカ 1600GT』です。

スカルプテッド造形からなる車ですが、コチラはどちらかというと走るより飾るのに向いている車かもしれません^^;



1970年、軽自動車初の本格四輪駆動オフロード車として登場したのが『スズキ ジムニーLJ10型』です。

インワールドのジムニー専門店「Shop JimJim」さんで現在も発売中の可愛い車です^^



【番外】1967年、お茶の間のちびっこに大人気となったスーパーカー『マッハ号』です。

こんな車が走るのを見れるのもSLならではでしょう。




1963年、日本初のDOHCエンジン搭載の市販車であり、ホンダ初の4輪自動車として登場したのが軽トラック『ホンダ T360』です。

インワールドではMESH造形のT360に会うことが出来ました^^



1965年、超軽量構造と空気抵抗の少なさで非力ながら優れた性能を発揮し、「ヨタハチ」の愛称で親しまれたのが『トヨタ スポーツ800』です。

この車は現行販売車として「TNK Works」さんより購入可能なMESHカーです^^b



1967年、日本のモータリゼーション勃興期を代表するトヨタの旗艦スポーツカー『トヨタ 2000GT』です。

ご存知、「HARU MOTORS」さんより絶賛発売中のMESH造形の逸品ですね^^b



そしておしまいは、1966年にS500、S600に続き、本田技研工業が生産、販売していた小型スポーツカー『ホンダ S800』です。


この車、実は現在某所にて各種テスト・検証を繰り返している車なんです^^


もしかしたら近いうちに何らかの形で、販売されることもあるかもしれません。
そのときはまたお知らせ出来ると思いますので、お楽しみに^^b



乗り物探検隊 タダオの独断で選りすぐった日本人SLユーザーにより、SL史に残るであろう1960年~1970年のヒストリックな車たちでした^^b
  


Posted by タダ オ っさん ^^; at 00:00Comments(0)